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EF200-400mm F4 L IS USM Extender 1.4x その2 [カメラ機材]

前回のような経緯で、昨年11月に我が防湿庫にやって来たEF200-400。来たのがサッカーシーズンの終盤ということもあって、まだまだ充分に使い込んだという感はないですが、簡単なインプレを。

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最初に結論を申し上げれば、このレンズは「私がこれまで経験したことの無い、最強の望遠ズームレンズだ」ということです。
まず、軽い。私のヨンニッパⅠ型(5370g)に比べて2/3程の3620gなのですから当然ですね。かといって、外観や手触りはLレンズとしての風格は失ってませんし、もちろん安っぽさは無し。全長はヨンニッパと殆ど変わりませんが、F4だけあって細身で、取り扱いは楽です。
最近(だいたい2013年以降)に発売されたレンズは概ね、デジタルで使われることに特化し、高画素にも対応でき、開放F値からシャープな画が得られるものが多いですが、このレンズもその例にもれず、「さずがLレンズ」という画をもたらしてくれます。開放F値であるF4.0で撮っても、十分シャープな画を得られます。もちろん、一段絞れば更にシャープなのですが、そうなるとちょっと背景がうるさくなります。ヨンニッパを使ってきた身としては、このボケと被写界深度に関しては、やはりF2.8とF4の差はあります。このレンズは私は、殆どF4.0~4.5で撮るでしょうね。解像に関して、400mmで私のヨンニッパⅠ型と同等のズームレンズとは、サスガ値段だけのことはあります。ただヨンニッパはF2.8。一段絞ってF4で比べれば、肉薄すれど超えることはないかな、というのが私の感想(ちなみにヨンニッパⅡ型をお使いの方、Ⅱ型は開放からシャープな画を得られるはずですから、ご安心を)。
AFはリングUSMなのですから無音に近く、非常に早い。じゃあ、サンニッパやヨンニッパと比べたらどうか、と言えば、それには僅かに及ばない。AF速度に関しては、ヨンニッパを使っている感覚で撮影すると、1コマ目のジャスピン率で僅かに劣る、でも2コマ目以降は動く被写体に対して追従するに十分なレスポンスです。この点でも、ヨンニッパ・サンニッパに肉薄すれど超えることは無い、と言った感じです。それでもキヤノンが誇る単焦点に、ここまで迫れるズームレンズを私は経験したことは無いです。色なんてRAWで撮っていれば、後でどうにでもなるのですが、色乗りもイイですね。
作例を載せます。同日に撮った写真です。

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上の写真(ノートリミング)
1DX MarkⅡ+EF200-400mm F4 L IS 1.4x 絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/640 F4.0 ISO 400 焦点距離 290mm
下の写真(ノートリミング)
1DX MarkⅡ+EF400mm F2.8 L IS(Ⅰ型) 絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/2000 F3.2 ISO 100 焦点距離 400mm

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何年も単焦点で撮ってきた身としては、久しぶりのズームレンズで、「引ける」ということのありがたさを痛感しました。広いグランドのいたる所にシャッターチャンスが有るのがサッカー撮影。もちろん撮影者のすぐ手前に輝くシーンが有る場合もあります。これまではそんなシーンを(ヨンニッパのフォーカスプリセットもあって)撮り逃がしていたこともありましたが、200mmまでグッと引けるというのは、撮影範囲を広げてくれます。なので、一試合撮ってヨンニッパなら1000枚程だったのが、気が付けば1500枚程撮っていたりします。特に最近の大きな試合では、撮影場所や移動の制限が厳しくなってきてますので、その点を考慮してもズームレンズならではの利便性、より多くのシャッターチャンスものにできるメリットは大きいと改めて感じました。
でも、いくら「引ける」とはいえ、下のような画を撮ってはダメですね。

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上の写真(ノートリミング)
1D MarkⅣ+EF200-400mm F4 L IS 1.4x 絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/800 F4.0 ISO 1600 焦点距離 243mm
下の写真(ノートリミング)
1D MarkⅣ+EF200-400mm F4 L IS 1.4x 絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/1600 F4.0 ISO 200 焦点距離 250mm

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やっぱり引くにしても、果敢に攻める姿勢を持たないと。

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(上の2枚はトリミング有です)

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